中正官(読み)ちゅうせいかん

山川 世界史小辞典 改訂新版 「中正官」の解説

中正官(ちゅうせいかん)

三国に始まる官吏任用制度である九品中正(きゅうひんちゅうせい)の法のもと,郡,つづいてその上のに置かれた官名。管轄内の人物郷里評判によって9ランク(郷品)に分類し,中央に報告することを任務とした。隋代に入り,役割形骸化すると廃止された。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「中正官」の解説

中正官
ちゅうせいかん

九品中正

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android