山川 世界史小辞典 改訂新版 「中正官」の解説 中正官(ちゅうせいかん) 三国魏に始まる官吏任用制度である九品中正(きゅうひんちゅうせい)の法のもと,郡,つづいてその上の州に置かれた官名。管轄内の人物を郷里の評判によって9ランク(郷品)に分類し,中央に報告することを任務とした。隋代に入り,役割が形骸化すると廃止された。 出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報 Sponserd by