中津田村(読み)なかつたむら

日本歴史地名大系 「中津田村」の解説

中津田村
なかつたむら

[現在地名]山武町中津田

板川いたがわ村の南東に位置する。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に中津村(高二一七石)とあるのは当村をさすと思われる。正保国絵図では中津田とある。寛文八年(一六六八)の鷹場五郷組合帳では戸田組に属し、高二〇〇石、旗本渡辺領。享保二〇年(一七三五)には幕府領四石余・林一一町五反余、旗本渡辺領二一七石余、同新庄領畑高五反余(伊藤家文書)。延享元年(一七四四)から文政六年(一八二三)までは旗本神尾領で高二三九石余、田方は一石につき四斗余、畑方は同三斗余の定免

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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