中漆曾根村(読み)なかうるしそねむら

日本歴史地名大系 「中漆曾根村」の解説

中漆曾根村
なかうるしそねむら

[現在地名]酒田市漆曾根うるしそね

布目ぬのめ村の西、上漆曾根村の南にあり、新井田にいだ川中流右岸に位置する。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高七石余と三二〇石余で、三二八石余。寛永元年庄内高辻帳の高は三五七石余。明暦二年(一六五六)には高三五九石余で、のち四二〇石余・免五ツ一分、中新田一七石余・免二ツ五分(飽海郡誌)。享和三年(一八〇三)の家数二六・人数一二三(「村数家数人高控帳」斎藤文書)。天保郷帳では上漆曾根村の枝郷として同村に含める。明治八年(一八七五)の戸数二六、うち家持二四、農業二三、人数一五五(「戸籍帳」旧北平田村役場文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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