中等社会(読み)ちゅうとうしゃかい

精選版 日本国語大辞典 「中等社会」の意味・読み・例文・類語

ちゅうとう‐しゃかい ‥シャクヮイ【中等社会】

〘名〙
中程度に発達した社会
日本開化小史(1877‐82)〈田口卯吉〉五「此開化の標準は明細に知るを得ず、中等社会を以て標準と立つべき乎」
中産階級の属する社会。知識生活などが中くらいの人々が構成する社会。
雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上「中等社会に在る人々をして危険の感情を引起さしめたるは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android