日本歴史地名大系 「中辺路町」の解説 中辺路町なかへちちよう 和歌山県:西牟婁郡中辺路町面積:二一三・一六平方キロ西牟婁郡の北部を占める。北は日高郡龍神(りゆうじん)村と奈良県吉野(よしの)郡十津川(とつかわ)村、東は東牟婁郡本宮(ほんぐう)町、西は田辺市、南は大塔(おおとう)村に接する。北境には虎(とら)ヶ峰(七八九・五メートル)・笠塔(かさとう)山(一〇四九・四メートル)・安堵(あんど)山(一一八三・七メートル)・千丈(せんじよう)山(一〇二六・三メートル)が並び、南境には分領(ぶんりよう)山(六八〇メートル)・西(にし)ノ峰(七一二メートル)がある。富田(とんだ)川と日置(ひき)川の水源地で、富田川は当町から大塔村を経て上富田(かみとんだ)町へ、日置川は大塔村へ南流する。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報