中通り女(読み)ナカドオリオンナ

デジタル大辞泉 「中通り女」の意味・読み・例文・類語

なかどおり‐おんな〔なかどほりをんな〕【中通り女】

江戸時代町家で、上女中下女中の間の女中
「―とて、出合がしらにふたり一度に連れて来たりけるが」〈浮・織留・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「中通り女」の意味・読み・例文・類語

なかどおり‐おんななかどほりをんな【中通女】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、上女中と下女中との間の位置にいた奉公人仲居女中通り。
    1. [初出の実例]「中通(ナカトヲ)り女とて〈略〉連て来りけるが」(出典浮世草子西鶴織留(1694)六)

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