中野二郎三郎(読み)ナカノ ジロウサブロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「中野二郎三郎」の解説

中野 二郎三郎
ナカノ ジロウサブロウ


生年月日
嘉永6年3月4日(1853年)

出生地
丹波国(京都府)

経歴
明治期の自由民権家。亀山藩士で、明治維新後滋賀県の警部となる。明治13年頃から静岡県浜松で私塾を開き、15年自由党遠陽部の設立参加遠陽自由党常議員となった。19年6月自由党が企てた政府転覆事件(静岡事件)で逮捕され有期徒刑14年となり、30年特赦で出獄した。

没年月日
大正7年9月4日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野二郎三郎」の解説

中野二郎三郎 なかの-じろさぶろう

1853-1918 明治時代の自由民権運動家。
嘉永(かえい)6年3月4日生まれ。もと丹波亀岡藩(京都府)藩士。明治15年静岡の遠陽自由党の常議員となる。旧自由党左派が政府転覆を計画した静岡事件で19年逮捕され服役,30年出獄した。大正7年9月4日死去。66歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「中野二郎三郎」の解説

中野 二郎三郎 (なかの じろうさぶろう)

生年月日:1853年3月4日
明治時代の自由民権家
1918年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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