中野常次郎(読み)ナカノ ツネジロウ

20世紀日本人名事典 「中野常次郎」の解説

中野 常次郎
ナカノ ツネジロウ

明治・大正期のガラス職人



生年
文久1年(1861年)

没年
昭和9(1934)年12月6日

出身地
江戸

経歴
明治5年加賀屋久兵衛の弟子・新井忠太郎に弟子入り。25年独立し、理化学用ガラス製造販売を手がけた。我が国で初めて薬品に強い理化学用硬質ガラスを開発した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野常次郎」の解説

中野常次郎 なかの-つねじろう

1861-1934 明治-大正時代のガラス職人。
文久元年生まれ。明治5年加賀屋久兵衛の弟子新井忠太郎に弟子入りし修業。25年独立,理化学用ガラスを製造・販売する。のち薬品につよい理化学用硬質ガラスを日本最初に開発した。昭和9年12月6日死去。74歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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