中野正三(読み)ナカノ ショウゾウ

20世紀日本人名事典 「中野正三」の解説

中野 正三
ナカノ ショウゾウ

明治〜昭和期の柔道家(範士十段)



生年
明治21(1888)年

没年
昭和52(1977)年12月

出生地
新潟県

学歴〔年〕
日本大学殖民科卒

経歴
明治38年講道館に入門、昭和14年武徳会範士、52年講道館10段。この間明治43年警視庁柔道部師範、大正5年慶応義塾大学柔道部師範、また宮内省皇宮警察部、日本大学柔道部、東京医学専門学校などで柔道を指導。内股、跳ね腰、背負投げ、払い釣り込み足による左右技など、左右同様に利かす技の名手といわれた。晩年は講道館相談役、日本柔道連盟顧問を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野正三」の解説

中野正三 なかの-しょうぞう

1888-1977 明治-昭和時代の柔道家。
明治21年1月6日生まれ。38年講道館に入門。内また,跳ね腰,背負い投げ,払い釣り込み足など左右技の名手といわれた。警視庁柔道師範,慶大柔道部師範などをつとめる。武徳会範士。講道館10段。昭和52年12月22日死去。89歳。新潟県出身。日大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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