中間国家(読み)ちゅうかんこっか(その他表記)Middle Power

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中間国家」の意味・わかりやすい解説

中間国家
ちゅうかんこっか
Middle Power

第2次世界大戦後,カナダが追求する対外政策の原則の一つ。 1943年7月 W.キング首相はカナダ下院で行なった演説で,国際関係において国家はみずからが効果的に果しうる役割を明確にすべきであり,カナダは大国でも小国でもない,中間国家に属すると主張した。本来この立場は,大国にも小国にも,名目的に平等な代表権を与えることの無意味さから発していたが,のちには,各国が能力に応じて国際社会に寄与する積極性が強調されるようになった。この立場はインドの J.ネルーに評価され,またスエズ危機の際カナダの果した役割に実現された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む