デジタル大辞泉 「中間径フィラメント」の意味・読み・例文・類語 ちゅうかんけい‐フィラメント【中間径フィラメント】 微小管やマイクロフィラメント(アクチンフィラメント)ともに細胞骨格を構成するたんぱく質の線維。直径約10ナノメートルで、微小管より細く、マイクロフィラメントより太い。上皮細胞・神経細胞・グリア細胞・筋肉などにそれぞれ特有の中間径フィラメントがあり、上皮細胞の中間フィラメントはケラチンによって構成されている。線維状たんぱく質を構成単位とするため強度があり、細胞の張力を保つのに重要な役割を果たしている。中間径線維。中間線維。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例