細胞内に張りめぐらされているタンパク質性の繊維状構造で,アクチンフィラメント(直径5~9 nm,アクチンの集合体)や微小管microtubule(直径25 nm,チューブリンの集合体)や中間径繊維intermediate filament(直径約10 nm)がある.細胞の構造維持や運動に関与する.微小管は核の近くの中心体から伸びている.中間径繊維は上皮細胞の接着部位(接着斑(はん),desmosome)を起点とする.サブユニットの会合・解離により長さを自在にかえることができる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
… 真核細胞は,原核細胞と同様に原形質の可溶性分画によって細胞の基本的な代謝機能を果たしているが,そのほかにさらに高次な構造をもち,高次な制御系をもっている。とくに,細胞質に発達した異質の構造系として細胞内膜系と細胞骨格構造とがあり,高次な構造をつくり上げ,高次な機能を発揮できるのはこれらの構造のためである。
[細胞内膜系]
網目状に発達した複雑な膜構造で,分化した細胞の機能と密接な関係があり,その発達のようすは細胞の種類によってひじょうに違っている。…
※「細胞骨格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報
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