デジタル大辞泉 「中障子」の意味・読み・例文・類語 なか‐しょうじ〔‐シヤウジ〕【中障子】 部屋を仕切る襖ふすま障子や衝立ついたて障子。なかそうじ。「―のもとに、宰相の君を召し出でて」〈浜松・二〉 なか‐そうじ〔‐サウジ〕【中▽障子】 「なかしょうじ」に同じ。「人静まるほどに―を引けど」〈源・少女〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「中障子」の意味・読み・例文・類語 なか‐しょうじ‥シャウジ【中障子】 〘 名詞 〙 部屋を仕切ってある、ふすま障子やついたて障子など。中のそうじ。なかそうじ。[初出の実例]「中しゃうしのもとに、宰相の君を召し出でて逢ひ給へり」(出典:浜松中納言物語(11C中)二) なか‐そうじ‥サウジ【中障子】 〘 名詞 〙 =なかしょうじ(中障子)[初出の実例]「なかさうしを引けど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)乙女) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例