丸山貝塚(読み)まるやまかいづか

日本歴史地名大系 「丸山貝塚」の解説

丸山貝塚
まるやまかいづか

[現在地名]港区芝公園四丁目

ふる川谷(渋谷川)の谷口付近の北に位置する芝公園しばこうえん台地にある貝塚。丸山古墳の墳丘東裾に主鹹の貝が散布していることは明治四〇年(一九〇七)頃から知られており、縄文時代後期の土器磨製石斧石匙石錘なども採取されていた。平成八年(一九九六)に公園内の工事により偶然良好な貝層が発見され、翌九年の調査で丸山古墳のある台地の裾、標高四メートルほどの緩やかな傾斜地に形成されたことが確認された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 造成

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む