精選版 日本国語大辞典 「丸桁」の意味・読み・例文・類語
が‐ぎょう グヮギャウ【丸桁】
〘名〙 「がんぎょう(丸桁)」の変化した語。〔円覚寺文書‐南禅寺山門料材注文・応安六年(1373)三月〕
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…間斗束は束の上に斗がのったもので,その肩に装飾のあるものを簑束(みのづか)といい,束の左右にある蟇股状の装飾を笈形(おいがた)という。組物が出組以上になると,先端にある丸桁(がぎよう)と壁上の桁との間に,水平の軒天井(小天井ともいう)や斜めの支輪(しりん)を設けるものが多い。三手先以上では組物の間に斜めの尾垂木(おだるき)が入り,中世以降では二手先でも尾垂木を入れたものがある。…
※「丸桁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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