丸目村(読み)まるめむら

日本歴史地名大系 「丸目村」の解説

丸目村
まるめむら

[現在地名]佐賀市西与賀町にしよかまち大字高太郎たかたろう字丸目

相応津そうおうつ・高太郎村に接する水田地域。元禄絵図に村名だけが記されている。

本庄江ほんじようえ河口に位置し船の出入りが多く、上流には佐賀藩の軍船の停泊する今津いまつの御船屋敷もあって、丸目には船番所が置かれ、警備の武士が監視していた。対岸嘉瀬新かせしん町との間を渡し船が往復し、丸目の渡しとよばれた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android