事典 日本の地域ブランド・名産品 「丹波・篠山の山の芋」の解説
丹波・篠山の山の芋[根菜・土物類]
たんば・ささやまやまのいも
主に丹波市・篠山市で生産されている。山の芋栽培の起源は、諸説あり判然としないが、古くから自家用として栽培されていた。江戸時代には、篠山藩主に献上したと伝えられている。昼夜の気温差が大きい盆地特有の自然条件や肥沃な土壌が山の芋栽培に適する。原種は残っていない。こぶだらけの形を選抜・改良して今日のかたちに仕上がった。長いもと比較すると粘り気が強い。ひょうごの伝統野菜。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報