丹鳳(読み)たんぽう

精選版 日本国語大辞典 「丹鳳」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぽう【丹鳳】

  1. 〘 名詞 〙 鳳凰(ほうおう)一種で、首と翼の赤いものという。
    1. [初出の実例]「笛浦棲丹鳳、琴淵躍錦鱗」(出典:懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉)
    2. [その他の文献]〔駱賓王‐帝京篇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「丹鳳」の読み・字形・画数・意味

【丹鳳】たんぽう

勅書。後趙の石虎が、勅書を朱鳳の口に含ませたことからいう。唐・戴叔倫〔司空拾遺に贈る〕詩 闕をんで未だ承(う)けず、丹鳳の詔 門を開いてしく對す、楚人の家

字通「丹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む