丹鳳(読み)たんぽう

精選版 日本国語大辞典 「丹鳳」の意味・読み・例文・類語

たん‐ぽう【丹鳳】

  1. 〘 名詞 〙 鳳凰(ほうおう)一種で、首と翼の赤いものという。
    1. [初出の実例]「笛浦棲丹鳳、琴淵躍錦鱗」(出典:懐風藻(751)奉和藤太政佳野之作〈葛井広成〉)
    2. [その他の文献]〔駱賓王‐帝京篇〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「丹鳳」の読み・字形・画数・意味

【丹鳳】たんぽう

勅書。後趙の石虎が、勅書を朱鳳の口に含ませたことからいう。唐・戴叔倫〔司空拾遺に贈る〕詩 闕をんで未だ承(う)けず、丹鳳の詔 門を開いてしく對す、楚人の家

字通「丹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android