デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久下時重」の解説 久下時重 くげ-ときしげ ?-? 南北朝時代の武将。丹波の人という。正慶(しょうきょう)2=元弘(げんこう)3年(1333),足利尊氏が丹波篠村(しのむら)八幡宮(京都府)の社前で北条氏討伐の旗をあげたおり,250騎をひきいて真っ先にはせ参じる。尊氏が建武新政権から離反したのちもしたがい,3回にわたり足利氏から恩賞地をあたえられた。通称は弥三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例