久保昌二(読み)クボ マサジ

20世紀日本人名事典 「久保昌二」の解説

久保 昌二
クボ マサジ

昭和・平成期の物理化学者 名古屋大学名誉教授



生年
明治44(1911)年2月21日

没年
平成6(1994)年12月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大理学部化学科〔昭和7年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
日本学術協会賞〔昭和15年〕,日本化学会賞〔昭和34年〕,東レ科学技術賞〔昭和46年〕,アメリカ化学会CA賞〔昭和48年〕,勲二等瑞宝章〔昭和58年〕

経歴
台北帝大、東京帝大各講師、京城帝大教授、一高教授を経て、昭和23年名古屋大学教授、26年ハーバード大学客員研究生。49年名古屋大学名誉教授。著書に「強電解質理論」「量子化学概説」「大学教養課程のための化学概論」(共著)「化学史」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久保昌二」の解説

久保昌二 くぼ-まさじ

1911-1994 昭和-平成時代の物理化学者。
明治44年2月21日生まれ。京城帝大,一高の教授をへて,昭和23年名大教授となる。分子の電気能率および磁気能率に関する研究で,33年度日本化学会賞。平成6年12月4日死去。83歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「量子化学概説」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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