久場川村(読み)くばがーむら

日本歴史地名大系 「久場川村」の解説

久場川村
くばがーむら

[現在地名]那覇市首里久場川町しゆりくばがわちよう一―二丁目

首里城の北、虎頭とうらじ山の北側斜面沿いに位置し、南に汀志良次ていしらじ村がある。西にし之平等のうち。「中山伝信録」巻四には姑場川とみえる。首里古地図には六六の屋敷地と余地一区画がみえる。王府の施設としては裁判所であった平等所と、中城なかぐしく御殿菜園所と記載された箇所に同楽どーらく苑という王家別荘があった。虎頭山をもって赤平あかふいら村との境界となし、石嶺いしんみ村との境界に田畠がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む