久場川村(読み)くばがーむら

日本歴史地名大系 「久場川村」の解説

久場川村
くばがーむら

[現在地名]那覇市首里久場川町しゆりくばがわちよう一―二丁目

首里城の北、虎頭とうらじ山の北側斜面沿いに位置し、南に汀志良次ていしらじ村がある。西にし之平等のうち。「中山伝信録」巻四には姑場川とみえる。首里古地図には六六の屋敷地と余地一区画がみえる。王府の施設としては裁判所であった平等所と、中城なかぐしく御殿菜園所と記載された箇所に同楽どーらく苑という王家別荘があった。虎頭山をもって赤平あかふいら村との境界となし、石嶺いしんみ村との境界に田畠がみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む