久常村(読み)ひさつねむら

日本歴史地名大系 「久常村」の解説

久常村
ひさつねむら

[現在地名]奈義町久常

かき村の北に位置。那岐なぎ山を水源とし、高円こうえん村から南流する実兼さねかね川の流域一帯に立地。同川は柿村に入ると高殿こうどの川という。天文一四年(一五四五)二月吉日の広峯ひろみね神社(現兵庫県姫路市)社家肥塚氏の檀那村付帳(肥塚家文書)に「久津禰村一ゑ 善衛門殿」とみえ、年未詳であるが同社家の林家長の檀那村書(同文書)には「ひさつね村 宿ハ七郎左衛門尉」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android