久米又三(読み)クメ マタゾウ

20世紀日本人名事典 「久米又三」の解説

久米 又三
クメ マタゾウ

昭和期の動物学者 元・お茶の水女子大学学長。



生年
明治32(1899)年10月21日

没年
昭和51(1976)年5月9日

出生地
兵庫県神戸市

学歴〔年〕
東京帝国大学理学部動物学科〔大正13年〕卒

経歴
東京女子高等師範学校を経てお茶の水女子大学教授、同付属図書館長、理学部長の後学長となった。大学基準等研究協議会、大学設置審議会、公立大学調査委員会各委員を務めた。昭和5年アメリカ、ヨーロッパ留学、鶏の発生学で知られる。著書に「鶏の発生図説」「無脊椎動物発生学」(共編)、「脊椎動物発生学」(編)、「原色現代科学大辞典」(共著)、「生物実験図鑑」(監修)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久米又三」の解説

久米又三 くめ-またぞう

1899-1976 昭和時代の動物学者。
明治32年10月21日生まれ。大正15年お茶の水女子大(当時,東京女高師)教授となり,昭和36年学長。ニワトリの発生機構の研究で知られる。昭和51年5月9日死去。76歳。兵庫県出身。東京帝大卒。著作に「鶏の発生図説」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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