久米宏(読み)くめひろし

知恵蔵mini 「久米宏」の解説

久米宏

日本のアナウンサータレント司会者、ニュースキャスター。1944年7月14日、埼玉県生まれ。67年、早稲田大学政経学部を卒業し株式会社TBSテレビ入社。75年、クイズバラエティー番組「ぴったしカンカン」(TBS系列)の初代司会者となり人気を博す。78年から黒柳徹子コンビで司会をした「ザ・ベストテン」(TBS系列)は音楽番組の代表的存在となった。79年、TBSを退社し、フリーとなる。85年4月に「ザ・ベストテン」を降板し、同年より報道番組「ニュースステーション」(テレビ朝日)のメインキャスターとなる。99年10月7日~2000年1月3日までの無職期間を経て、2000年1月4日、「ニュースステーション」に復帰し、04年3月26日の同番組終了までメインを務めた。以後も、テレビ、ラジオを中心に活動を続けている。14年12月には、BS民放5局による共同特番「久米宏・未来への伝言~ニッポン100年物語~」の制作発表会見を行った。

(2014-12-19)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久米宏」の解説

久米宏 くめ-ひろし

1944- 昭和後期-平成時代のニュースキャスター。
昭和19年7月14日生まれ。42年アナウンサーとして東京放送(TBS)に入社。ラジオ,テレビで人気をえる。「ザ・ベストテン」などの司会をつとめ,54年フリー。60年からテレビ朝日「ニュースステーション」のメインキャスターとなり,軽妙な話術と批判精神で同局の看板番組にそだてる。埼玉県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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