久邇朝融(読み)クニ アサアキラ

20世紀日本人名事典 「久邇朝融」の解説

久邇 朝融
クニ アサアキラ

大正・昭和期の皇族,海軍軍人



生年
明治34(1901)年2月2日

没年
昭和34(1959)年12月7日

学歴〔年〕
海兵〔大正10年〕卒,海大〔昭和7年〕卒

経歴
大正11年少尉、「長門」砲術長、「八雲艦長、木更津海軍航空隊司令、高雄海軍航空隊司令、第19連合航空隊司令官、第20連合航空隊司令官、昭和20年中将。22年皇族の身分を離れ、大協石油顧問、聖徳太子奉賛会総裁、日本セパード犬協会総裁などを務めた。夫人和子は元帥伏見宮博恭王第3王女。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久邇朝融」の解説

久邇朝融 くに-あさあきら

1901-1959 大正-昭和時代前期の皇族,軍人
明治34年2月2日生まれ。久邇宮邦彦(くによし)王の第1王子。香淳(こうじゅん)皇后(昭和天皇皇后)の兄。昭和15年木更津海軍航空隊司令,19年第二十連合航空隊司令官,20年海軍中将。戦後は皇族の身分をはなれ,大協石油顧問,日本セパード犬協会総裁などをつとめた。昭和34年12月7日死去。58歳。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android