乗尻(読み)ノリジリ

デジタル大辞泉 「乗尻」の意味・読み・例文・類語

のり‐じり【乗尻/騎尻】

競馬くらべうま騎手
春日の祭の―にたちけるに」〈宇治拾遺・五〉
馬に乗って行列の尻に立ち供奉ぐぶするもの。
「―の雑色」〈宇津保春日詣
乗馬のたくみな人。
「主も究竟くきゃうの―なり」〈盛衰記・四二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 究竟

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む