乙明村(読み)おとあけむら

日本歴史地名大系 「乙明村」の解説

乙明村
おとあけむら

[現在地名]金城町入野いりの

入野村北西本明ほんみよう(四一七・二メートル)の南麓に位置。同山は乙明山・権現ごんげん山ともよばれる。慶長五年(一六〇〇)津和野藩領となり、元和二年(一六一六)から三年にかけて上地となった時期を除けば同藩領で幕末に至る。古高一一八石余、寛永一四年(一六三七)の検地高一六七石余。明治四年(一八七一)の総高一七〇石余・反別二二町一反余。家数二七(うち本百姓一一)・人数一三二。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android