九尊の中尊(読み)くそんのちゅうぞん

精選版 日本国語大辞典 「九尊の中尊」の意味・読み・例文・類語

くそん【九尊】 の 中尊(ちゅうぞん)

  1. 仏語大日如来のこと。胎蔵界曼荼羅中台八葉院にある開敷蓮華の八弁の中央に配されているところからいう。
    1. [初出の実例]「九尊(くソン)の中尊(ちうソン)宝冠をば、脳より血を出して書かれたり」(出典源平盛衰記(14C前)一三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 九尊 初出

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む