九輪雪筆(読み)くりんゆきふで

精選版 日本国語大辞典 「九輪雪筆」の意味・読み・例文・類語

くりん‐ゆきふで【九輪雪筆】

  1. 〘 名詞 〙 タデ科多年草。本州中南部、四国深山樹下に生える。肥厚した根茎から広卵形で長い柄のある根生葉を叢生する。花茎は高さ二〇~四〇センチメートルになり、根生葉と同形だが次第に無柄になり、基部に葉を互生する。春から夏に白色の小花を、茎頂には穂状につけ、葉腋には三~五個つける。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「九輪雪筆」の解説

九輪雪筆 (クリンユキフデ)

学名Bistorta suffulta
植物。タデ科の多年草

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android