乞士(読み)コッシ

デジタル大辞泉 「乞士」の意味・読み・例文・類語

こっ‐し【乞士】

比丘びく」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乞士」の意味・読み・例文・類語

こっ‐し【乞士】

  1. 〘 名詞 〙 乞食(こつじき)によって生活するもの。比丘(びく)
    1. [初出の実例]「行脚乞士之癖として、常々の御厚恩は胸に有ながら」(出典:曲水宛芭蕉書簡‐元祿四年(1691)一一月一三日)
    2. [その他の文献]〔大智度論‐三〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「乞士」の読み・字形・画数・意味

【乞士】きつし

僧。

字通「乞」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の乞士の言及

【比丘】より

…〈苾蒭〉とも書く。乞士(こつし),除士,破煩悩と訳される。仏教に帰依して出家入道した男子で,女子は比丘尼である。…

※「乞士」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android