乱亡(読み)らんぼう

精選版 日本国語大辞典 「乱亡」の意味・読み・例文・類語

らん‐ぼう‥バウ【乱亡】

  1. 〘 名詞 〙 乱しほろぼすこと。また、乱れほろびること。
    1. [初出の実例]「犯人者有乱亡(ランバウ)之患、犯神有疾夭之禍」(出典源平盛衰記(14C前)一六)
    2. [その他の文献]〔管子‐明法解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「乱亡」の読み・字形・画数・意味

【乱亡】らんぼう(ばう)

乱れ滅ぶ。宋・欧陽脩〔朋党論〕能く善人の爲るを禁せしは、の獻に如(し)くは(な)く、能く誅戮せしは、の昭宗の世に如くはし。然れども皆其の國を亂せり。

字通「乱」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android