図書館情報学用語辞典 第5版 「乳幼児サービス」の解説 乳幼児サービス 公共図書館で提供される児童サービスの中で,とりわけ0歳から就学前までの乳児・幼児およびその保護者を対象とするもの.児童サービスの範疇に含めて考えられている.乳幼児サービスの中でも特に乳児に対するサービスの目的は,早期読書教育ではなく子育て支援の一環と理解されることが多い.2000年の子ども読書年にイギリスのブックスタート活動が紹介され,全国的な広がりを見せるなかで,公共図書館の乳幼児サービスへの関心が高まってきた.乳幼児とその保護者が気軽に来館するためには,乳母車のバリアフリー対策や,授乳室・多目的トイレの設置,乳児コーナーの整備など,施設面での考慮が不可欠である.[参照項目] 児童サービス | ブックスタート 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by