図書館情報学用語辞典 第5版 「児童サービス」の解説 児童サービス 公共図書館が提供するサービスの中で,特に幼児から中学1年生程度を対象とするもの.児童奉仕ともいう.幼児や児童は文字や本に初めて接する年代であり,この時代の体験が生涯の読書習慣の形成や図書館利用に大きな影響を及ぼすため,読書は楽しいもの,図書館は楽しい所といったことが体感的に理解されるようなサービスが必要とされる.具体的には,児童用コレクションの構築と運用,本の紹介や本選びの援助,また,ストーリーテリング,読み聞かせ,ブックトーク,お話し会など子ども向けの集会の開催や学級訪問などの行事などがあり,さらに特別な施設に収容されている児童へのサービス,団体貸出を始めとする子ども文庫や親子読書会への協力が含まれる.[参照項目] 乳幼児サービス 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by