乾性肋膜炎(読み)カンセイロクマクエン

デジタル大辞泉 「乾性肋膜炎」の意味・読み・例文・類語

かんせい‐ろくまくえん【乾性×肋膜炎】

胸膜の間に水のたまらない型の胸膜炎のこと。結核菌感染などによって起こる。→湿性肋膜炎

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乾性肋膜炎」の意味・読み・例文・類語

かんせい‐ろくまくえん【乾性肋膜炎】

〘名〙 結核菌の感染などによって起こる肋膜部の疾患。肋膜の間に水がたまる湿性と区別して、水のたまらない型をいう。
※医師高間房一氏(1941)〈田畑修一郎〉一「病症は〈略〉乾性肋膜炎であった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android