乾符(読み)ケンプ

デジタル大辞泉 「乾符」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぷ【乾符】

天皇であることのしるし。神器のこと。
「―をりて六合りくがふべ、天統を得て八荒ね給ひき」〈・序〉

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精選版 日本国語大辞典 「乾符」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぷ【乾符】

  1. 〘 名詞 〙 天皇であることの証。神器のこと。かんぷ
    1. [初出の実例]「清原(きよみはら)大宮にして、昇りて天位に即きたまひき〈略〉乾符(けんぷ)を握(と)りて六合を摠(す)べ」(出典古事記(712)序)
    2. [その他の文献]〔班固‐東都賦〕

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