亀ノ川村(読み)かめのかわむら

日本歴史地名大系 「亀ノ川村」の解説

亀ノ川村
かめのかわむら

[現在地名]三原村亀ノ川

弘野ひろの村の西、ぎり村の東にあり、東西に延びる谷間にある。三原郷一村。「土佐州郡志」は「東西十五町許南北十三町許、戸凡二十九、其土交砂」と記す。

村名は天正一八年(一五九〇)の三原郷地検帳にみえ、同名の村と「佐古川村」からなっている。両村合せた検地面積は一九町余、屋敷数一八うち居屋敷一〇。大半が「依岡給」。江戸時代の当村は元禄郷帳によると本田高一九〇石余。正徳六年(一七一六)の大庄屋差出(生城文書)によれば反別二二町一反(うち新開分二町九反)、家数三一、人数一五一、運上物に竹一五荷、雁皮六八五匁、茶株三千九五六株、麻苧六千貫があり、牛二、馬三三。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

日本の年中行事。年末に天井や壁にたまった煤を取除き大掃除をすること。近年は正月休みに入る 12月 29日とか 30日が多いが,伝統的には 12月 13日に行なった。この日は正月を迎えるための準備を開始...

煤払いの用語解説を読む