運上物(読み)ウンジョウモノ

デジタル大辞泉 「運上物」の意味・読み・例文・類語

うんじょう‐もの〔ウンジヤウ‐〕【運上物】

中世近世運上として納められた金や米。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「運上物」の意味・読み・例文・類語

うんじょう‐ものウンジャウ‥【運上物】

  1. 〘 名詞 〙 運上として領主に納める金品総称。年貢物。
    1. [初出の実例]「仍所于右庄々運上物仏供人供并絹布塩等雑物、縦一粒一葉、不妨煩事矣」(出典高野山文書‐建仁三年(1203)一〇月二〇日・紀伊国司庁宣)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android