亀井宇之助(読み)かめい うのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀井宇之助」の解説

亀井宇之助 かめい-うのすけ

1843-1927 幕末-明治時代の彫物師
天保(てんぽう)14年生まれ。侠客(きょうかく)会津小鉄子分となって各地をめぐり,実地の入墨施術によって腕をみがく。明治39年イギリス国王の名代として来日したアーサー=コンノートに請われ彫物をし,よろこばれたという。昭和2年1月8日死去。85歳。江戸出身。通称は彫宇之(ほりうの)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android