亀塚浜村(読み)かめづかはまむら

日本歴史地名大系 「亀塚浜村」の解説

亀塚浜村
かめづかはまむら

[現在地名]聖籠町亀塚浜

西は太郎代浜たろだいはま(現新潟市)、東は網代浜あじろはま村に接し、日本海に面する。集落は第一線砂丘列上に位置し、集落の北東七〇〇メートルの砂丘上に古墳と伝えるイモリ山がある。堀をめぐらした円墳形砂丘の小丘で、東西五六メートル、南北四三メートル、高さ一一メートル、周囲は一九〇メートルである。亀塚浜は越後蒲原八ヶ浜の一つで、開発は永禄年間(一五五八―七〇)という言伝えもある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android