亀熊村(読み)かめくまむら

日本歴史地名大系 「亀熊村」の解説

亀熊村
かめくまむら

[現在地名]真壁町亀熊

桜川右岸にあり、東は桜井さくらい村、西は塙世はなわぜ村。古代は「和名抄」記載の神代かみぐま郷の本郷の地といわれる。中世は真壁氏が支配し、寛喜元年(一二二九)七月一九日の平時幹宛将軍藤原頼経袖判下文(真壁文書)、文永六年(一二六九)二月一六日の沙弥敬念真壁時幹譲状(同文書)亀隈かめくま郷とあり、弘安大田文には「亀隈二十三丁四段六十歩」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android