亀甲槍(読み)きっこうやり

精選版 日本国語大辞典 「亀甲槍」の意味・読み・例文・類語

きっこう‐やり キッカフ‥【亀甲槍】

〘名〙 柄を鼈甲(べっこう)で張り包んだ槍。俗説に槍の穂の左右二つずつ枝のあるものという。玳瑁槍(たいまいやり)
※物部家訓「後代甲斐の武田家にて、亀甲の槍抔といひし是れなり」

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