亀翁寺(読み)きおうじ

日本歴史地名大系 「亀翁寺」の解説

亀翁寺
きおうじ

[現在地名]稲沢市北市場町 屋敷

美濃路に沿う。白峰山と号し、曹洞宗、もと正眼しようげん寺末。本尊虚空蔵菩薩。境内二七五坪。寺伝によると後小松天皇の頃の創建という。「徇行記」には正保元年(一六四四)に正眼寺一六世天山和尚の草創とある。当寺の鐘銘では、寛保元年(一七四一)荒廃したので春日井郡下原しもはら新田(現春日井市)の薬師堂に寺号を譲り、本尊虚空蔵菩薩を安置する堂宇のみを建立し、虚空蔵こくうぞう堂と称する尼僧堂となったという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む