白峰山(読み)シラミネサン

デジタル大辞泉 「白峰山」の意味・読み・例文・類語

しらみね‐さん【白峰山】

香川県坂出市東部の山。標高337メートル。山腹白峰寺崇徳天皇陵がある。白峰

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精選版 日本国語大辞典 「白峰山」の意味・読み・例文・類語

しらみね‐さん【白峰山】

  1. 香川県坂出市東部の山。五色台国分台)の一峰。山頂北側に白峰寺があり、その境内崇徳天皇陵(白峰陵)がある。標高三三七メートル。白峰。

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改訂新版 世界大百科事典 「白峰山」の意味・わかりやすい解説

白峰山 (しらみねさん)

香川県坂出市東部にある山。標高337m。五色台(国分台)の一峰。四国八十八ヵ所81番札所の白峯(しろみね)寺保元の乱に敗れて讃岐の配流先で没した崇徳上皇陵墓がある。白峯寺表参道沿いに立つ鎌倉時代の2基の石造十三重塔(重要文化財)は上皇供養塔という。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「白峰山」の意味・わかりやすい解説

白峰山
しらみねさん

香川県中北部、国分台(五色台)にある山。坂出(さかいで)市に属す。瀬戸内海国立公園域で、五色台の5峰のうちの一つ。標高337メートル。山腹には四国霊場第81番の白峰(しろみね)寺や、境内に保元(ほうげん)の乱後讃岐(さぬき)に流され、この地で亡くなった崇徳(すとく)上皇の白峰御陵がある。スギ玉樟(たまずさ)とよばれるケヤキ巨木が茂り、静寂境を形成している。

[稲田道彦]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「白峰山」の意味・わかりやすい解説

白峰山
しらみねさん

香川県坂出市東部にある山。標高 337m。五色台山地の西部を占め,ドイツ人ワインシェンクがサヌカイト命名 (1891) した純讃岐岩の原産地。花崗岩類上に火成砕屑岩をはさみ,讃岐岩質安山岩,讃岐岩が重なる。讃岐岩には古銅輝石質と長石質があり,ガラスまたは金属に似た性質をもち,打つと金属音を発する。中国・四国地方の打製石器の原石となった。山頂近くに崇徳上皇の白峰陵,山腹に四国八十八ヵ所第 81番札所の白峯寺があり,山麓一帯にミカン畑が展開する。瀬戸内海国立公園に属する。

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