亀谷省軒(読み)カメタニ セイケン

20世紀日本人名事典 「亀谷省軒」の解説

亀谷 省軒
カメタニ セイケン

明治期の漢学者,漢詩人



生年
天保9年(1838年)

没年
大正2(1913)年1月21日

出生地
江戸

本名
亀谷 行

経歴
早くから漢学を学び、明治元年岩倉具視を補佐して新政府諸制度の制定にたずさわり、2年大学教官となって6年に辞任。辞任後は光鳳社をおこして詩作著述専念する。漢詩集に36年刊行の「省軒詩稿」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「亀谷省軒」の解説

亀谷省軒 かめたに-せいけん

1838-1913 幕末-明治時代武士,漢学者。
天保(てんぽう)9年生まれ。対馬(つしま)(長崎県)府中藩士。広瀬旭荘(きょくそう),安井息軒にまなぶ。王政復古をとなえ,維新に際し,岩倉具視(ともみ)につかえた。明治6年官職を辞し,著作に専念。大正2年1月21日死去。76歳。名は行。字(あざな)は子省。著作に「育英文範」「省軒詩稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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