予章記(読み)よしようき

日本歴史地名大系 「予章記」の解説

予章記
よしようき

一冊 著者不詳であるが、河野氏に関係の深いもの

成立 原本は応永元年頃編集

写本 高野山上蔵院

解説 河野通義逝去後、同家伝来の古文書・家記類のほかに、平家物語吾妻鏡などを参照して記述した。同氏の祖伊予皇子に始まり、歴代の事績を編年体に書き、通義の逝去で筆をおいている。平安末期以前は荒唐無稽の記事が多く、鎌倉時代以後の部分にも検討を要する個所があるから、本書の記述をそのまま史実として信頼することはできない。原本に通義以後の歴代の事績を追記し、さらに各所増補を重ねたのが流布本と考えられる。そのうち江戸初期の僧南明の補訂した長福寺本が、流布本の底本となったのであろう。

活字本群書類従」合戦部二一輯(流布本系統)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む