日本歴史地名大系 「二ッ宮村」の解説 二ッ宮村ふたつみやむら 埼玉県:大宮市二ッ宮村[現在地名]大宮市二ッ宮・プラザ飯田(いいだ)村・中野林(なかのばやし)村の西に位置し、荒川の沖積低地に立地する。村の北東部は幅の広い自然堤防となっている。北方の土屋(つちや)村の内や南方の八貫野(はちかんの)などに飛地がある。村名は古くから氷川・八幡の二社があったことによるという。植田谷(うえたや)領に属する(風土記稿)。田園簿では高五六九石余、反別田四三町五反余・畑一二町七反余・野銭永一五貫一八四文で幕府領。慶安四年(一六五一)旗本大野氏は当村の内で一八〇石が与えられたと考えられ、以後幕末まで変化なかった(「寛政重修諸家譜」・改革組合取調書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by