二の対(読み)ニノタイ

関連語 ひん 実例

精選版 日本国語大辞典 「二の対」の意味・読み・例文・類語

に【二】 の 対(たい)

  1. 寝殿造りで、寝殿の向かって左側に位置する別棟
    1. [初出の実例]「東(ひんがし)の一の対をだんじゃうの宮、廊、まうちぎみの座に、二のたい、廊かけて所々にせられたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)
  2. 寝殿造りの配置形式が崩れ、後方対屋がいくつか並んだとき、その対屋について用いられる。一の対、二の対などと呼ぶ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む