二の表(読み)ニノオモテ

デジタル大辞泉 「二の表」の意味・読み・例文・類語

に‐の‐おもて【二の表】

連歌俳諧で、百韻の二の折の表。歌仙では名残の表にあたる。

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精選版 日本国語大辞典 「二の表」の意味・読み・例文・類語

に【二】 の 表(おもて)

  1. 連歌・俳諧で連句一巻のうち折紙の懐紙二枚めの表。歌仙形式では名残りの表。
    1. [初出の実例]「一、北野裏白の事。〈略〉此元来は執筆誤て、一の折の裏をかかずして二の面にうつり候。其誤をあらためず」(出典:寒川入道筆記(1613頃)歌連歌同詩聯句之事)

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