二之橋(読み)にのはし

日本歴史地名大系 「二之橋」の解説

二之橋
にのはし

本町ほんまち(伏見街道)二之橋町(現本町十三丁目)あたらし(現本町十四丁目)の間、二之橋川に架かる。「山城名勝志(正徳元年刊)は「二橋 在大和大路九条」と位置を示し、一之橋同様、旧法性ほつしよう寺内の橋の一という。「山城名跡巡行志」にも出る。京都御役所向大概覚書によれば正徳五年(一七一五)に修復され、長さ三間、幅三間、費用は銀六六六匁九分であった。

また明治前期の二之橋は「京都府地誌」に「本町通。十三丁目廿四丁目間ニ架ス。長三間、幅三間、石造。民費ニ属ス」とある。ちなみに二之橋川は、東福寺背後の恵日えにち山に発し、同寺の境内を流れて二之橋に至り、やがて三之橋川と合流し、鴨川に注ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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