東山区(読み)ひがしやま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

東山〔区〕
ひがしやま

京都市南東部にある区。1929年新設。その後区域が拡大したが,1976年山科地区が山科区として分離。今日の範囲は北はほぼ三条通,西は鴨川,東は東山分水嶺,南は泉涌寺東福寺まで。東山の山腹,山麓には知恩院八坂神社建仁寺清水寺六波羅蜜寺豊国神社妙法院三十三間堂などの著名な社寺が並び,それぞれ国宝,国指定重要文化財を数多く所蔵する。ことに京都国立博物館は書画の国宝を多数収蔵する。北西部の祇園は花街として有名。祇園祭の山鉾行事は国の重要無形民俗文化財に指定されており,2016年に「山・鉾・屋台行事」の一つとして国際連合教育科学文化機関 UNESCOの世界無形遺産に登録された。祇園祭山鉾は国の重要有形民俗文化財。古くから陶磁器製造が盛んで,清水焼粟田焼は有名。東山洪積世植物遺体包含層(→更新世)は国の天然記念物に指定されている。サクラの名所として知られる円山公園,京都三座の一つ南座もある。面積 7.48km2。人口 3万9044(2015)。

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